2026-09-24
「全部自分でやってしまう」と気づいたとき、まず一つだけ任せてみる
任された仕事は、最後までやり切る。周りが困っていれば、とりあえず自分が引き受ける。そうして気づくと、机の上もスケジュールも自分の担当でいっぱいになっている。そんな感覚に心当たりはないでしょうか。
責任感が強い方ほど、「頼む」より「やる」ほうが早いと感じやすいものです。実際、自分でやったほうが確実で、結果としてここまで進んでこられたのだと思います。
引き受け続けてきたこと自体が、実績
まず、責任を持ってやり切れる力は大きな強みです。周りから「あの人に任せれば安心」と思われているなら、それは日々の積み重ねの結果です。
その力があるからこそ、リーダーや中心役を任されてきた方も多いはずです。ここまで自分の判断でやってきたことを、否定する必要はまったくありません。
強みが、少し重荷に変わる瞬間
つまずきやすいのは、「全部自分で」が当たり前になったときです。仕事量は増え、休む余裕は減り、周りの人が力を出す場面も少なくなっていきます。
私自身、バイヤー補佐だったころ、店舗の方から「上から目線で怖い」と思われていたと、後になって知りました。本社のほうが偉い、良い商品さえ仕入れれば売れる。そんな思い込みが、知らないうちに態度に出ていたのだと思います。自分では責任を果たしているつもりでも、相手にはそう映っていなかったのです。
責任感が強いときほど、自分の基準を相手にも当てはめやすい。これは誰にでも起こることだと、今は思っています。
「全部自分で」ではなく、「ここは任せてみる」を一つ選ぶ
全部を手放す必要はありません。今日からできるのは、次のような小さな一歩です。
- 抱えている仕事の中から、「八割の出来でも困らないもの」を一つ選ぶ
- 任せるときは、やり方ではなく「どこまでできれば十分か」だけを伝える
- 任せた後は、途中で口を出さず、結果が出るまで待ってみる
思った通りにいかなかったとしても、それは失敗というより、次の任せ方を考える材料になります。任せることは、責任を放棄することではなく、責任の果たし方を一つ増やすことだと考えてみるのも一つです。
まとめ
自分でやり切ってきた強みは、そのままで大丈夫です。そこに「ここは任せてみる」を一つだけ足してみると、自分にも周りにも少し余白ができるかもしれません。
一人で抱えていると、何を任せていいのかも見えにくくなります。話しながら整理したい方は、お問い合わせまたはLINEからどうぞ。
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※本記事の内容は筆者個人の経験に基づくものであり、効果・成果を保証するものではありません。